Hackman’s diary

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【名シーン】機動戦士ガンダムユニコーン 第11話「トリントン攻防」

ドーモ、ミナサン。

機動戦士ガンダムユニコーンの好きなシーンパート2です。

第11話「トリントン攻防」より。

砂漠での、バナージとジンネマンとの会話。

 

ジンネマン「何で泣く?」

バナージ「あんまり、綺麗で」

ジンネマン「地球が汚染されてるなんて話が、ウソに思えてくるな。だが、ここいらの空も昔より汚れている。砂漠も、もうダカールの喉元まで迫っているらしい。すべて人間のやったことだ。乱開発にコロニー落としや隕石落とし。人が自然から生まれた生き物なら、人が出すゴミや毒も、自然の産物ってことになる。このまま人間が住めなくなったとしても、それはそれで、自然がバランスを取った結果ということなんだろう。自然に慈悲なんてものはない。昔の人間はそいつを知っていた。他ならぬ自然の産物の本能としてな。」

バナージ「だから、生きるために文明をつくり、社会をつくって身を守った。」

ジンネマン「ああ。だがそいつが複雑になりすぎて、いつの間にか人は、そのシステムを維持するために生きなきゃならなくなった。あげく、生きることを難しくしちまって、その本末転倒から脱するために、宇宙へ新天地を求めた。そこでまた別のシステムってやつが出来上がった。宇宙に捨てられた者、スペースノイドに希望を与え、生きる指針を示すための必然。それがジオンだ。地球に残った古い体制はそいつを否定した。出自の違うシステム同士が相容れることはないからな。どちらかがどちらかを屈服させようとするだけだ。」

バナージ「でも、連邦っていう統一政府があって、宇宙に100億の人が住んでいる世界なんて、きっと昔は夢物語でしたよね?そういう可能性も、人にはあるんじゃないんですか?2つの考え方がいつか1つになることだって。」

ジンネマン「みんなが平等に束ねられたわけじゃない。はじかれて潰された連中の怨念は、今でもこの地球にへばりついている。」

バナージ「悲しいことです、それは。」

ジンネマン「ああ、悲しいな。悲しくなくするために生きているはずなのに。なんでだろうな」

 

バナージは涙ぐみ、それを隠そうと、着ていたフードを被る。

 

ジンネマン「うん?……バナージ…」

バナージ「分かってますよ。男が人前で泣くもんじゃないって言うんでしょう。」

ジンネマン「人を思って流す涙は別だ。何があっても泣かないなんて奴を俺は信用しない。」

 

 

ジンネマンの人柄が良く出ているシーンで、とても好きです。

ガンダムはおっさん達もかっこいいです。

ジンネマンやダグザなどが居たから、バナージは前に進めたのでしょう。

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